焚火台L/snow peak
snow peak製品をレビューするにあたって、焚火台はとても大切な逸品だと思い一番最初にレビューをすることにしました。
現在では多くのブランドから焚き火台が発売されていますが、その元祖といえるのがsnow peakの焚火台です。
1996年に発表された焚火台は、焦げ跡だらけのキャンプ場をみたスタッフが、なんとかできないかと考えた結果うまれた商品のようです。
スペック
焚火台Lは板厚1.5mmのステンレス板に太さ8mmのステンレスパイプを溶接したパネルを4枚重ねた逆ピラミッド型。
長時間焚き火をしても変形しない頑丈さと、仕舞う時に薄くなる構造となっています。
その頑丈さを実現したことで、焚火台Lの重さは5.5kgと重量級。
一生物といわれるだけの頑丈さがあります。
MAID IN JAPAN!
焚火台Lは国内の工場で製造されています。
これまでsnow peakの本社があるHEADQUARTERで製造されていましたが、現在は需要が多く製造が間に合わなくなってしまった為、国内サプライヤーで製造されているようです。
ちなみに、初期製造されたものはロゴの下に刻印がありません。
HQで製造されていたモデルはロゴ下に「HEADQUARTER」の刻印が。僕が所有しているのは、このモデル。
現在お店に並んでいる物の多くは、「Maid in Japan」の刻印のみとなっています。
スペックに違いはありませんが、どれくらいの時期に作られたのかがなんとなくわかります。
焚き火をしてみる
焚き火をはじめるのは、とても簡単。コツは小さい火を少しずつ大きく育てていくこと。
準備するものは、ぼくは杉の葉が好きですが、まつぼっくりや市販の着火剤を使うのもアリです!
小枝を一握りと、細い薪、太い薪を準備します。
サイズ
snow peakの焚火台は2022年現在5種類発売されています。焚火台S/SR/M/L/LLの5種類発売されています。
どのサイズを買うのがいいのか、とても悩むところだと思います。
自分は全種類持っていますが、迷ったらMサイズにするのがオススメです!
焚き火をつかった調理をするならLサイズがいいと思います。
オプション
焚火台Lはオプションを使うことによってひと味違った焚き火や、さまざまな調理をすることができます。
ベースプレート/ベースプレートスタンド
焚火台の下に敷くベースプレート。高さをだすベースプレートスタンド。焚火台の熱から地面を保護する役割があります。
グリルブリッジ
焚火台の上に付けることで、網焼きや鉄板焼きなど焚き火調理をする時のマストアイテム。
フローガL
2021年に発売された商品。
焚火台L専用のオプションで、上にのせることにより二次燃焼を楽しむことができます。
その他のオプションはコチラ(作成中)
小話 1
焚火台は1996年に発売されました。当時は、LサイズとSサイズの2種類が発売されたそうです。
その後、薪をくべやすく、炭を使う量が少ないMサイズが発売されました。
焚火台S/M/L/LLは、大きさは違えど部品の構成は、ほとんど同じ。でも、Sサイズだけが脚の向きが違うのです。
実は、最初に販売されたSサイズとLサイズは設計者が違うそうです。
脚の向きが違うことに気がついていたそうですが、使用する分には問題がないということで、そのままにしたとか。
脚の向きを揃えることも考えたそうですが、ベースプレートなども変更しなければいけないため見送られたそうです。
小話 2
めちゃくちゃ頑丈な焚火台ですが、年間に数件修理の依頼がはいるそうです。
販売台数からすれば、圧倒的に少ない修理件数。
修理内容はBBQなどで塩分のある汚れが本体に落ち、錆び穴が空くなどがあるそうです。
まとめ
キャンプの醍醐味ともいえる焚き火。僕はあんまり焚き火をしないけど、火の暖かさを感じながらのんびりするのは大好きです。
どれだけ使っても壊れる様子のない焚火台Lは、信頼のおけるキャンプ道具の1つです。
今はいろんな焚火台があって選択肢が多いけれど、シンプルで間違いの無い逸品だと思っています。